数年前までは、配信をしたくても、通信環境を整えたり、高価な機材が必要だったりと、個人でするにはとてもハードルが高かったライブ配信。
それがいまでは、スマホひとつで、だれでも、いつでも、どこでもライブ配信ができるようになりました。
気軽にはじめられるようになった「ライブ配信」の需要は年々高まり、ライブ配信だけで生計を立てるライバー(配信者)が非常に多くなってきております。
一方、気軽にはじめられるが故に、配信者が多くなり、誰もみてくれない、「過疎っている」ライバーも多いのが現実。
そこで、今回は
配信初心者が抑えておくべきポイントはなにか。
これからライブ配信をはじめようとしているあなたへ、大事なポイントをお伝えしていきたいと思います。
ライブ配信についての知識を身につけよう
ライブ配信ってなに?
ライブ配信とは、配信アプリや配信サービスを利用して、リアルタイムでユーザーとコミュニケーションをとれるようにする配信手法です。
ライバー(配信者)が、顔を出して画面越しのリスナー(視聴者)が打った文字に対して、こたえるものが一般的ですが、最近では音声のみの「ラジオ配信」や、自分の動きに合わせてイラストやキャラクターなどの「アバター」が動き、それに合わせて声だけの出演をする「バーチャルライブ配信」など、様々な配信アプリがあります。
ライブ配信の仕組み
・「有料制」…音楽ライブ、演劇、会員限定配信
・「無料制」…一般的な配信アプリ
の、二種類にわけらます。
「有料制」は、「チケット制」とも言いかえることができ、購入した人しか見れないシステムを指します。音楽ライブや演劇などのショーや、会員限定向け配信などに採用されることが多いです。
「無料制」は、だれでもみることができるシステムで、「有料制」に比べるとより多くの視聴者を見込めます。但し、配信による収益は、リスナーからの「投げ銭」が主であり、投げ銭が必ず投げられるとは限られないため、1円も稼げない可能性も多いにあります。
今回、こちらのサイトで取り上げるライブ配信サービスは、主に「無料制」のものになります。
配信の目的を考える
『なんのために配信をするのか?』によって配信のスタイルや、利用する配信アプリが変わってきます。
どうせやるなら、目的に沿った配信をしたほうが、ライバーにとっても、リスナーにとっても、双方にとって価値ある配信になりますよね。
・知らない人とコミュニケーションをとって楽しみたい
・口下手、人前で話すのが苦手な自分を変えたい
・自分のことを、一人でも多く知ってもらいたい
・配信でお金を稼いで、経済的余裕を持ちたい
上記が、配信をする目的としてよく言われるものです。
知らない人とコミュニケーションをとって楽しみたい
知らない人とコミュニケーションをとる手段として、配信をする方は、非常に多いです。
純粋に趣味として、人とのコミュニケーションを目的にするのであれば、一通りアプリをインストールして、自分が好きなアプリを選択するがいいでしょう。
アプリの使いやすさや、リスナーの質なども、一時間程度視聴すれば、大体、なんとなく掴めます。
アプリによって、初配信から数時間〜数日が、『とても注目度が高くなる時間』の仕様、いわゆる『ボーナスタイム状態』になっており、「なんか、よくわからないけど、昔、一回だけ配信やったことがある」といった人は、今後、真剣に配信をやるとなったときに、マイナスになることがあります。
具体的な例をあげると、Pococha(ポコチャ)というアプリの場合、Pocochaで初配信すると、初配信から24時間は、『New 1day』というカテゴリに表示されるようになり、通常よりも、新規リスナーが入ってきやすい仕様になっています。
この仕様は、新規ライバーには、非常に恩恵があるので、スタートダッシュをきるためにも初配信から24時間以内は、できるかぎり長く配信することが良いとされています。
でも、もし過去に一回でも、Pocochaで配信をやったことがあると、いざ配信を本腰を入れてやろうとした際に、『New 1day』カテゴリには表示されなくなり過疎化の要因になります。
お試し配信するには
・別にスマホをひとつ用意する(未配信端末 or 工場状態にリセットの端末)
・別のSNSアカウントを用意する(未配信アカウント and 未ログインアカウント)
別のスマホを用意するには、お金は若干かかりますが、中古のスマホなら、1万円程度で購入でき、初配信の『ボーナスタイム』が終了したら、購入した中古スマホを下取りや、フリマアプリで売れば、実質、数千円の出費で済みます。
こちらは、あくまで、一回でも「配信」をすると、初配信時の恩恵が受けられなくなるだけで、視聴だけなら問題はないので、お間違いがないように。
※複数アカウントの所持はアプリで禁止されているので、別のアカウントで配信する際は、前のアカウントは削除することをおすすめいたします
・アプリを一通りダウンロードして実際に配信を視聴してみる
・お試し配信をする場合は、お試し配信用スマホ、SNSアカウント を用意する
口下手、人前で話すのが苦手な自分を変えたい
・トークスキルを磨きたい
・大勢の人に向けて話す経験を身につけたい
このようなことをできるのが配信のすばらしいところですね。
何度も配信することで、自然と人とのコミュニケーションの機会に慣れてきて、トークスキルが上達していきます。配信をする前よりも、話を順序立てて話す経験がいきて、話している内容がわかりやすくなるといったメリットもあるようです。
選択するアプリは、自分の好きなものでいいですが、いきなり顔出しすることに抵抗がある人は、イラストやキャラクターなどにあわせて、声だけ出演の「バーチャル配信アプリ」がおすすめ。
自分好みのアバターを作り、顔を出さずにライブ配信 | |
スマホひとつで、キャラライブ! | |
スマホ1代だけで、いますぐバーチャルな姿でライブ配信ができます。 |
自分のことを、一人でも多く知ってもらいたい
・アーティスト活動をやっていて、ライブ以外でもしってもらうきっかけづくり
・お店をやっていて、商品をしってもらうには自分を知ってもらうことが大事
こういった目的がある方には、顔出し配信がおすすめです。そして、ユーザー数が多いアプリ、流行のアプリのほうが、拡散力が高いので、トレンドアプリを常にチェックするようにしましょう。
配信でお金を稼いで、経済的余裕を持ちたい
まとめ
①配信の仕組みを理解する
②他のライバーの配信を見る
③配信する目的を明確化する
④結果はすぐに出ないので、3ヶ月は頑張る
⑤正しくアドバイスをしてくれる人に配信のやり方を聞く
①〜③は、既に説明いたしましたので、割愛。
④結果はすぐに出ないので、3ヶ月は頑張る
数多くの、トップライバーをいままでみてきましたが、すぐに結果がでる人は、ほぼいないです。
トップライバーになるには、早くても半年ぐらいかかっているので、ライバーで稼ごうと思っている方は、絶対にすぐに辞めないでください。
いままで、素質はあるの続かなくて「もったいないなぁ〜」という方、何人もみてきました。
ちゃんと、正しく配信をしていれば、ファン(リスナー)は、増えます!
⑤正しくアドバイスをしてくれる人に配信のやり方を聞く
正しく、アドバイスをしてくれる方を見つけるのが、トップライバーへの近道です。
例えば、プロボクサーになろうとしている人がいたら、どこかのボクシングジムに通うことをおすすめしますよね。
プロになるためには、プロを育成する場所、プロを育成できる人にサポートしてもらうことが必要になります。
配信でいうと、配信事務所 というものが、それにあたります。